Ubuntu + NIC 2枚刺しで、受信した IF から応答する

  • Ubuntu 14.04
  • NIC が2枚 (以上) 刺さっている
  • それぞれの口がインターネットに出ていける
  • ブロードバンドルータ等のポートフォワード設定により、マシンの特定のポートに対してインターネット側から到達できる

上記のような環境で、受信したインターフェイスから応答する方法のメモ。

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DNS の権限移譲とキャッシュの話

訳あって DNS について勉強しなおしていた。

DNS の基礎については、以下の資料がわかりやすい。

その中で一つ疑念が湧いた。あるゾーンのサブドメインを権限移譲するとき、親ゾーンの NS レコードと子ゾーンの NS レコードの記述が違うとどんなことが起きるんだろうか。

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KVM のディスクイメージの形式を変換する (qcow2, raw)

KVM仮想マシンのディスクイメージには、主に次の3種類のフォーマットが使用できる。

  • raw
    • non-sparse
    • sparse
  • qcow2

それぞれの違いとしては以下のような点があげられる。

  • 容量をあらかじめ確保するかどうか
  • スナップショットの可否
  • IO パフォーマンス など

詳しくは参考文献などを参照のこと。

それで今回は、それぞれの形式を相互変換する方法をまとめる。

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virt-clone 後の処理を libguestfs で自動化する (その2)

前回、KVM仮想マシンを virt-clone してネットワーク設定などを自動的に書き換えるスクリプトを作った。

このスクリプトには次のような課題が残っていた。

virt-clone とくっつけるのは汎用性が低くなるので、複製は今まで通り手動 or シェルスクリプトでするとして、ゲストの設定変更に特化した方が良いかもしれない。

そこで virt-clone と切り離し、よりシンプルにしたスクリプト "virt-config" を作ってみた。

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virt-clone 後の処理を libguestfs で自動化する

virt-clone を使えば簡単に仮想マシンをコピーすることができる。しかしながら複製したマシンをネットワークに接続する場合、IP アドレスなどの設定を書き換える必要がある。単純作業だが、数が多くなると手間もばかにならないので、自動化を試みる。

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virt-install + Preseed で Ubuntu を自動インストールする

もう OS のインストールは疲れたよぱとらっす...。

開発機で KVM を使用しているが、毎回仮想マシンの OS をインストールするのが億劫だ。テンプレートとなる仮想マシンを作って virt-clone するという手もあるが、それだと次のような難点がある。

  • IP アドレスやホスト名、MAC アドレスなどの設定を修正しなければならない
  • ディスクサイズを変更できない

そこで Preseed を用いて Ubuntu の自動インストールを試してみる。

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